改良の種類 2
工法管理部の今村です。
今回は前回に引き続き、地盤改良の種類をご紹介します。
みなさんのお住まいは、どの工法で改良されているか分かりましたか?
日常生活の中では見えない部分ですが、地盤は非常に重要です。
●表層改良
・セメントと掘削した土砂を混ぜ合わせて
地盤の強度(耐力)を増すことで、不同沈下を防ぐ工法です。
・軟弱地盤が、2m以内の浅い場合に適しています。
・施工後、コンクリートが固まるまで、約2日程度の養生期間を必要とします。
●木杭
・防腐加工された木材を支持層まで、打ち込んで家を支える工法です。
・木材を地中に打設することで、二酸化炭素を貯蔵し、
温室効果ガス削減に貢献できるようです。
・施工後の養生期間は不要です。
●ハイスピード工法(当社の工法)
・軟弱地盤を砕石で締め固め、地盤面下を補強する工法です。
・鋼管杭、柱状改良とは家を支える考え方が違う為、
当工法はほとんど支持層を必要としません。
・地盤状況によっては、低コストが可能となる場合があります。
・100%自然素材と地盤の特性を上手く利用した、
環境負荷の非常に小さい環境保全型地盤改良であり、
お施主様の「健康」と「資産」を守る地盤改良工法でもあります。