施工完了までの流れ
STEP1. 基礎伏図・建築図面
平面図・基礎伏図等から建物の位置を確認し、5ヶ所程のポイントを決めて現地の事前地盤調査を行います。
STEP2. 地盤調査(SS試験) ― 0.5日
地盤の強さを調査する為に、スウェーデン式サウンディング試験(SS)を行います。
※液状化判定が必要な場合は、SSJサンプラーによる土壌採取を行います。
STEP3. 設計・お見積り
地盤調査の結果から、 現地の地盤・土質・地耐力などのデータにより、
地盤改良の有無を判断し、設計・お見積りを行います。
施工前、当社では専門設計士による杭配置図の他に
考察および安定計算書をお見積もりと一緒にお渡ししています。
STEP4. 施工 ― 2日
(1) HySPEED工法専用設置
あらかじめ決められた設計ポイントにHySPEEDドリルをセットします。
(2) 掘削
HySPEEDドリルを回転させ、予定の深度まで地面を掘削します。 この際事前の地盤調査データと実際の土質に違いがないか確認します。
(3) 天然砕石投入
HySPEEDドリルを掘削の時とは逆に回転させ、天然砕石に圧力をかけながら砕石パイルを形成します。 50cm単位で強度を確認しながら1本づつ正確に施工します。
(4) パイル形成
砕石パイルの完成です。
充分に締め固められた砕石パイルは、周辺の地盤へ食い込むため
HySPEEDドリルの直径よりも大きく仕上がります。
(5) 強度試験
最後に安定計算書通りの支持力が確保できているか、砕石パイルの強度試験を行います。
STEP5. 報告書お渡し
施工後、当社では現場チームから下記のものを一式として報告書をお渡ししています。・管理装置で記録した掘削深度、押込力、回転トルク、施工時間及び砕石投入量
・各行程段階の写真
・砕石パイル施工図
・平板載荷試験のデータ及びグラフ
・事後試験後の考察