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RPA


工法管理部設計課 大西です。

弊社ではRPAを導入しております。
RPAとは「RoboticProcessAutomation(ロボティック・プロセス・オートメーション)」の略語で、主にデスクワークをパソコンのなかにあるソフトウェアで自動化する仕組みです。
また、その自動化するソフトウェアを総じてRPAツールと呼びます。
コスト削減や、ミス削減、働き方改革を進めるためにも期待されています。

RPAを導入すると
RPAではどういったことができるかというと、
ルール化されているパソコンでの定型業務を自動的に処理することができます。

たとえば大量のデータのダウンロードやアップロード、一斉メールの送信、大量のデータ(Excel等)のコピー&ペーストなど、人が操作するとしてもやっていることは同じ。といった業務を代わりに行わせることができます。
また、人とは違い長時間同じことを繰り返し続けることができる為、疲れによるミスがなくなり、会社が休みの場合でも業務を行うことができるほか、業務に余裕ができて人の手による仕事の品質向上にもつながります。
実際に弊社では今まで人の手で行っていた資料の作成やデータの送付などをRPAに業務時間外や人が行っている業務と並行して行わせることで、月で約220時間動作して人間の業務に余裕を持たせることができています。

RPAとマクロ

似たようなものとしてExcel等で使用できるマクロ(VBA)があります。RPAとの違いに関してはマクロでも簡単な作業なら少し勉強すれば利用できますが、複雑な処理をできるようにしたり、ほかのソフトと連動させたりするためにはそれなりにプログラミングの知識が必要となります。

一方、RPAツールではそれ自体に様々なソフトや機能を簡単に操作するシステムが組み込まれている為、少しの勉強で複雑な処理に加えてパソコン上で使える様々な機能やソフトウェアを操作させることができるようになります。
これらはパソコン操作の知識が少しあれば利用することができ、逆にRPAツールを理解していくことでプログラミングの知識を広げることもできるのです。




これからの働き方


※グラフ内の数字はOECD加盟37カ国中での順位です。

出典:公益財団法人 日本生産性本部 労働生産性の国際比較

生産性に関する研究 | 調査研究・提言活動 | 公益財団法人日本生産性本部 (jpc-net.jp)


日本は労働生産性が先進7カ国の中で30年近く最下位となり非効率的な労働を行っているといえます。
また、少子高齢化の進行によりこれから増々働くことができる人口の割合が減少していく傾向にありますので、RPAのようなシステムによって業務効率をあげることで人間がやらなくていい仕事を減らし、人間でないとできない仕事を行うことで労働価値を上げていくことはとても有効と言えます。
今回紹介したRPA以外にも普段の業務を簡素化できるシステムやソフトが続々と登場しております。
コロナ禍で広まっているオンライン研修等もその一部です。一度会社の業務を見直してみるのはどうでしょうか。


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