HySPEED工法 【オーガタイプ】
ピストンバルブ(先端ドリル部分)で施工材(砕石)を突き固めます。
ピストンバルブのハンマー転圧機能により、従来の施工時間を大幅に削減します。
砕石パイル施工後は基礎工事へと、すぐに取り掛かれます。
※基礎工事は地盤改良部分の強度試験後となります。
施工工程
まず、ドリルによる掘削を行います。
砕石を投入し、ピストンバルブによる側壁圧密と底部圧密を掛けながら地上まで砕石パイルを形成していきます。
この時、砕石は約50センチ単位で強度を確認しながら締め固めるので、施工に狂いがありません。
砕石パイル形成時の転圧作業で水平方向にも圧密が掛かるので、軟弱な地盤の中でも摩擦抵抗の高い丈夫な砕石
パイルが造られ、さらに強い底部圧密で砕石パイルを支えます。
砕石パイルの効果と圧密範囲
土粒子や砂粒子が緩く積もった地盤で、粒子同士がお互いにくっついて骨格を作っている地盤は、支持力が弱い地盤です。
地震の揺れにより液状化が発生する恐れがあります。
HySPEED工法で砕石パイルを形成し、地盤を締め固めることによって粒子間の隙間が減少し、強固で液状化に強い地盤を造り上げることが出来ます。
タブレットアプリを用いた施工品質管理
施工品質・精度向上のために自社開発のタブレットアプリを使用しています。
アプリでは、物件情報・現場写真などの管理が可能です。
現場写真の撮り忘れ・偽造防止効果、管理業務時間の短縮効果があります。