地盤の問題点

家を建てる前にまず地盤

大切なあなたの土地(地盤)は大丈夫ですか?
住宅建築で軽視しがちな地盤問題は、今や社会問題です。

強度と価格ばかり重視した地盤改良は、私たちの大地に大きなしこりを残しています。
今後、住宅建築をお考えの皆様、もう一度、あなたの土地(地盤)に目を向けてください。

安心で安全な地盤づくり

安心で安全な地盤づくりに、私たちがお役に立ちます。
家づくりは一生に何度もできないことですから、しっかりした地盤にしてゆるぎないものにすることが大切です。
また、家具のように後からやり直せるものでもありませんので、しっかりと取り組む必要があります。

このように大事な地盤づくりを考えたときに、絶対に安全な材料を用いること、強く安全であることを目標として、天然砕石を材料にした地盤改良「HySPEED(ハイスピード)工法」を開発しました。
接着剤や固化剤を使っておりませんので、土壌汚染や産業廃棄物とならず、安心して使っていただけます。

HySPEED工法とは

既存の地盤改良工法のようにあらかじめ決まった杭を使ったり、地盤を補強しない工事と異なり、 砕石パイルをその地盤にあうように確実な施工で1本づつ造り上げ、砕石パイルと砕石パイル周辺の地盤の支持力を複合させて、 地盤の支持力を高める地盤改良工法です。

新技術「ピストンバルブ」搭載!

新技術のピストンバルブ(先端ドリル部分)で施工材(砕石)を突き固めます。
ピストンバルブのハンマー転圧機能により、従来の施工時間を大幅に削減します。
砕石パイル施工後は基礎工事へと、すぐに取り掛かれます。
※基礎工事は地盤改良部分の強度試験後となります。

(1) HySPEEDドリル(直径400mm)により地盤を掘削
(2) 天然砕石(直径20~40mm)を投入
(3) 砕石厚30cm程度にハンマー転圧(ピストンバブル)をして、
  十分しめ固めしながら地表まで砕石パイルを構築します。

締め固めの効果は、一般的に直径400mmで掘削したものに直径450mm分の砕石を使用し、
掘削壁にその砕石を食い込ませ、砕石パイル周辺に圧密を促進します。

HySPEED工法の強度

100年に一度の大雨と、大地震を想定した強度があります。
十勝沖地震(震度6.4)や阪神大震災(震度7)でも、岸壁で大きな被害が発生しましたが、
砕石を使った地盤改良では大きな被害はなく、現在の地盤改良工法の中では最適とされています。

HySPEED工法の適用範囲

HySPEED工法の鉛直支持力については、
建築技術性能証明(GBRC性能証明第 09-20号 改2)を取得しており、 適用範囲は下記のとおりです。

砕石パイルの寸法

直径 Φ400mm,Φ450mm,Φ550mm
施工深さ 最大深さ6.5m、補強体の長さ1.0m~6.5m
置換率 0.37以下
打設ピッチ 0.75m~2.3m
但し、Φ450mmは0.85m以上 Φ550mmは1.00m以上

使用材料

粒の大きさの範囲 Φ20mm~40mm
種類 コンクリート用砕石4020
A,B(JIS A 5005 コンクリート用砕石および砕砂)

再生粗骨材RHG4020
A,B(JIS A 5021 コンクリート用再生骨材H)

単粒度砕石S40(3号)(4030) (JIS A 5001)

単粒度砕石S30(4号)(3020) (JIS A 5001)

単粒度砕石3号と4号を容積比1:1で混合したもの

適用構造物

下記①~④の条件を全て満足する建築物

適用構造物 ① 地上3階以下
② 高さ13m以下
③ 軒高10m以下
④ 建築面積1000㎡以下(平屋に限り建築面積2000㎡以下)
下記のその他構造物
長期接地圧150kN/㎡以下の構造物とする
例)L型擁壁(H≦3.5m)、重力式擁(H≦3m)、ボックスカルバー、路体盛土及び築堤(H≦5m)、練積み造擁壁(H≦5m)、橋台

特許

「地盤補強工法」として平成20年8月特許取得済み 登録番号:特許4373451

特許公開ページ: 特許情報プラットフォーム

1.文献種別「特許公報・公告特許公報(B)」の右側に番号「4373451」を入力
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NETIS 新技術情報提供システム

新技術情報提供システム(NETIS)とは、「公共事業等における技術活用システム」によって蓄積された
技術情報のデータベースで、直轄事業及び補助事業に係わらず公共工事に活用できる技術を可能な限り網羅したものです。

平成19年9月より、NETIS新技術活用システムに掲載されておりました、SK-070007「HySPEED(ハイスピード)工法」の掲載期間は平成25年10月で終了致しました。

地盤保証 会社認定 取得

ジャパンホームシールド(株)、シールドエージェンシー(株)、(社)ハウスワランティ、(社)住宅技術協議会の認定を取得しています。

低炭素化社会

弊社ではこれまでの地球温暖化防止国民運動「チーム・マイナス6%」・「チャレンジ25キャンペーン」に参加し、
温暖化防止対策を推進してまいりました。
今回新たに発足した「Fun to Share」にも引き続き参加し、低炭素社会の実現に向けて取り組んでまいります。

HySPEED工法は天然素材(砕石)を使用するため、
セメント柱状改良工法や鋼管杭工法と比べると1戸につき 約5,000kg の CO2 を削減し、
地球の低炭素化社会に貢献しています。
※原材料の鉱石製造時に発生するCO2は含んでおりません。

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