HySPEEDで新しい地盤調査

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新地盤調査システム

弊社のSWS試験(スクリューウェイト貫入試験)では、
GROUND STAGE(グランドステージ)という地盤調査専用システムを開発、使用しています。
これまで手作業で行ってきた多くの作業をデジタル化し、大幅な作業効率の向上を実現いたしました。
また、GPS機能と時間表示機能(タイムスタンプ)により、地盤調査を可視化して信頼を提供いたします。

地盤調査機に設置した無線LAN搭載SDHCカードにより、地盤調査アプリを経由して調査機データをWEBサーバーに取り込みます。 取り込んだ調査データを基にWEBサーバーで自動で柱状図を作成します。

システムの仕組み



作業の効率化とセキュリティ強化

■撮影が必要な写真はリスト化されており、写真の撮り忘れを防止します。
■クラウド経由で現場の情報を事務所と共有することができ、
 調査員の戻りを待つことなく地盤調査報告書の作成が可能です。
■現場で地盤の状況を確認することができるため、追加調査が必要な場合にも即時に対応することが可能です。
■地盤調査情報は電子媒体で10年間保存しているため、再発行にも対応可能です。


報告書の改善点



調査報告書には調査した日時、写真の撮影日時はもちろん、調査した位置情報、調査開始時刻と終了時刻が表示されるようになっています。



地盤を調べる方法


弊社の地盤調査は、地層の配列や広がり地盤の密度や固さ、地下水の水位、圧密による沈下の可能性を探ることを目的としております。 建物の規模や土地の状況により最も適した調査方法をご提案します。

スクリューウエイト貫入試験方法(旧スウェーデン式サウンディング試験方法)

家を建てる前の地盤改良

1976年にはJIS規格(日本工業規格 JIS A 1221)に制定され、現在では戸建住宅向けの地盤調査のほとんどが本試験によって実施されています。
地中に貫入した鉄棒(ロッド)に錘を取り付け、荷重を掛けるとどれだけ沈み込みこむか、自沈しない場合はロッドを回転させ、貫入するのに何回転したかを測定し、そのデータから地盤の支持力を評価します。
この試験は、先端に円錐形のスクリューポイントを取り付けたロッド(鉄棒)を 地面に突き立て、25,50,75,100kgと段階的に荷重を掛けていき、貫入具合を測定します。
静止状態による沈み込み(自沈)がなければロッドを回転させ、25cm貫入するのに半回転(180度)で何回転したかを測定します。回転数が多ければ固い地盤、回転数が少なければ軟弱地盤といえます。
非常に硬い地盤や、その他の原因で貫入不能とならないかぎり、深さ10メートルまで測ることができます。
当社では、地盤調査機にオートマチック試験機を採用しており、コンピュータ制御でデータを自動で記録するため、信頼性の高い地盤調査を実現しています。

【メリット】

・試験が比較的容易に行える
・試験の結果を換算N値で確認できる
・深度毎に連続してデータがとれる
・回転数、荷重とも自動記録のため、正確なデータが得られる
・自動で荷重が調整されるため、自沈時も正確なデータが得られる


【デメリット】

・コンクリートや石など、硬い障害物にぶつかった場合、試験ができない
・地盤の強度を測定することはできるが、土質の判定が困難
・土が採取できないため、詳しい地層の確認はできない

ラムサウンディング試験

家を建てる前の地盤改良

スウェーデンで開発された動的コーン貫入試験です。
オートマチックラムサウンディング試験として知られています。
この試験は、63.5kgのハンマーを落下高さ50cmから自由落下させ、貫入ロッドに取り付けた先端コーンを打ち込み、20cm貫入に要する打撃回数を求める試験です。打撃回数は、ロッドを回転させてトルク計測を行い、周面摩擦の影響を補正します。
装置は、自動連続貫入装置・自動引抜装置・ロッド・コーンで構成されています。自動連続装置は自動的に落下を繰り返すハンマーを搭載しており、調査全体が自動的に行われます。

【メリット】

・N値が30を越える地盤でも調査が可能
・30m程度の深度まで調査が可能
・標準貫入試験によるN値とほぼ同等の数値を得ることができる
・標準貫入試験と比べると安価である


【デメリット】

・機械式のため、比較的大がかりな試験である
・打撃を要する試験のため、作業音が発生する
・土質の判断ができない

ボーリング調査

家を建てる前の地盤改良

ボーリング調査は、土(土質)を採取しながらN値(地盤の固さ)を確認する試験で標準貫入試験(standard penetration test、SPT)と言います。
この試験方法は、建築、土木に多く使われる手法で主に中高層のビルや橋の橋梁、擁壁等の構造物を建築するのに必要な調査です。また、精度が必要な液状化判定には欠かせない調査方法です。


【メリット】

・固い地盤でも容易に掘削可能
・深層まで調査可能
※弊社では最長45m程度
・土質の確認が目視で行える。


【デメリット】

・調査費が高額
・調査スペースが他の調査に比べ大きく必要
・他調査と比べ時間がかかる

SSJサンプラー調査

家を建てる前の地盤改良

SSJサンプラーは、自社開発の新しい地盤調査治具です。
スウェーデン式サウンディング試験機を利用して、今まで困難だった精度の高い土壌サンプリングを可能にしました。 採取した地盤試料を元に、品質の高い液状化判定・圧密沈下計算・土質判定を可能にします。
また、採取精度抜群な上、地盤を選ばずに調査を行う事ができます。
そして何より、低予算でのサンプリングが可能です。


【メリット】

・住宅地盤で一般的に用いられるSWS試験と合わせて使用可能
・低コストで汎用性が高い
・高額な標準貫入試験なみの試料採取精度のため、高精度な液状化判定可能
・様々な土質に対応
・土質の分かれ目がはっきりと見える


【デメリット】
・硬い地盤には不向き
・所持している業者が限られる


※弊社より販売しております。
まずはお気軽にお問い合わせください。

表面波(レイリー波)探査

家を建てる前の地盤改良

起振器(人口震源)検出器を直線状に設置し、起振器を上下に震動させ、
敷地地盤に表面波(レイリー波)を発生させます。
表面波を検出器で測定し、表面波のスピード・振度を測定する地盤調査です。


【メリット】

・強固な砂礫層やガラが混在している地盤でも調査が可能
・狭小地でも調査が可能
・沈下量の計算が可能なので沈下量の予測が出来る


【デメリット】

・重い構造物を支える杭の設計には不向き
・非破壊試験の為、地盤の種類により支持層の範囲が曖昧になる可能性がある
・土質の判定が実施できない




弊社は、地盤改良業務の一つとして土地の事前調査・診断をお引き受けしています。
より多くの地盤と向き合い、より多くの問題を解決することを目指しています。

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